なぜ「三婆」のために大阪まで行ったのか、この僕に聞くのかい?答えは簡単さ、向井康二がSnowManだから
2019年6月15日(土)
ひとりで新幹線に乗って大阪に向かった。それなりに長いジャニオタ人生だけれども、この日のことを私は一生忘れないと思う。
この日、本当は仕事があって、私はこういう時だけ気が大きくなるので転職したばかりの新人にも関わらず、お休みを頂き
本当はモーニング娘。の全握に行く予定だったけど、握手はまた今度にして
向井康二くんが出演する「三婆」を観るため、人生初の松竹座に。
私が好きになったSnowManは6人だった。9人のSnowManのことは全然分からない。嫌だったんじゃない、単純に分からなかった。
応援したいという気持ちもありつつ、
3人が頑張れば頑張るほど、9人が団結すればするほど、全然付いていけない自分が何だか申し訳なかった。
1月のキンプリアイランド
3月の横アリ単独
5月のジャニーズJr.フェスティバル
と現場が続いて、やっとのことで束の間の休憩となったSnowMan。やっとスノ担も休める……
と思ったら、全然休めない人がいた。(実際はみんな個々に仕事していた訳だけど)
「三婆」の稽古でたまアリのリハが充分に出来なかった康二くん。アンダルシアを必死に練習せたエピソード、心がギューっとなった。(でもごめん、マジで全然見てなかった)(円盤化されたら真っ先に確認します)
表でわざとなにわ男子ぶっ潰す的な発言をしたり、裏で関西の仲間にぬくぬくしき行ったり
あの頃の康二くん、私から見たらガラス細工のように脆く見えた。
弱いって言いたいんじゃなくて、誰かが守ってくれないといつか倒れてしまうような気がして、ヒヤヒヤした。
でも、そんな康二くんを全身全霊で守ろうとしていたのがSnowManのメンバーだった。
遠征なんて、よっぽどのことがないとしないけど
本当にただ純粋に
岩本くんを始めとするSnowManのみんなが大事に大事にしている向井康二くんを私も大事にしたいと思って
同じものを見て同じ感情になりたいと思って
担当不在の舞台を観に大阪まで行ってしまった。
(どうでも良い話、この時めちゃくちゃお金なくてカツカツだったので、チケ代と交通費を考えたら普通は行かない。だって担当出てないし。この時ほとんど康二くんのこと知らないし。)
大阪行って分かったことは、
まず何より康二くんがめちゃくちゃ愛されていること。それはファンの人だけじゃなくて、キャストやスタッフの皆さんからも。
芝居も楽しんでるようにみえた。他の大御所俳優さんに負けずに食らいついてた。
そして、ただ舞台を観に半日だけ大阪来た私がこんなに心細い思いしてんのに、康二くんはいったいどんな気持ちで東京に来たのよ?と頭を抱えた。
梅田やなんばの周りを歩きながら、私には初めての道だけど、康二くんにとっては慣れ親しんだ街なんだろうな、と考えた。
関東に住む私には関係ないと思ってた大阪が、康二くんが汗水流して過ごしてきた故郷なのだと思ったら、愛おしくて仕方なかった。
ぽわぽわした気持ちのまま夜行バスに乗り込みました。(チャンカパーナみたいなことは起きない)
苦手な夜行バスで東京戻って来て昨日のことが遠い昔のようで、昨日大阪にいた気がしたのは気のせいか?と思ったけど、カバンに三婆饅頭が入っていたから現実だ pic.twitter.com/5e0FD1seZe
— まつげ (@9sm_hkr) 2019年6月15日
帰りのバスでアイランドTVを開いたら、ラウールが初めての一人旅ということで「三婆」見学に来ていたのを知った。ラウール、言ってくれれば一緒に東京から新幹線乗ったのに。(それはさておき)
康二くんがめちゃくちゃ嬉しそうな顔をしていた。
この顔……
この顔をもっと見たい、そう思いました。
それでもやっぱり、9人をそう簡単には受け止められず
康二くん、めめ、ラウールのことは好きでも、6人を否定されたような気持ちは拭えず
苦しくなる度に私は大阪に行ったあの日のことを思い出して、前を向こうとして、また苦しくなって。
そんなこんなでデビュー発表があって。
そしてサマパラ後半戦が始まって。
「TGCに9人で出ることが決まりました」
すごーーい!!!と大喜びの会場。3人が加入して新体制になって、9人になってからの勢いが止まらないので、何となく、9人は強いな…とぼんやり考えながら見ていたら
「ラウールが繋いでくれた仕事、ありがとう」と目黒くんが言いました。
前回のラウールのランウェイ。
オリメンの6人は別件で仕事があったので、少なくとも私はTGCのラウールよりも自担の仕事の方に意識がいっていて
へえ、ランウェイ出るんだ〜!
くらいにしか思っていなかったし、あの時、アイランドTVでパパ化するめめこじは可愛かった。可愛かったけどSnowManの動画を見ているとは思えなかった。
それがだよ?
「あの仕事が繋がった」
涙が出そうでした。
みんながラウールに「ありがとう!」と言っていた。
加入して間もない15歳の少年が1人でやったことが
結成10年選手のグループの9人仕事に繋がった。
6人のSnowManが過ごしてきた時間が9人のSnowManに繋がっているとも思えた。
まだみんな「9人の」って言うけど、何人でもSnowManはSnowManだし、9人で歩む時間がいつか6人時代を超える日が来るんだと思う。それもまた素敵じゃん。これからずっと一緒なんだもん。夢広がるじゃん。
改めまして
めめ、ラウール、康二
SnowManになってくれてありがとう。
ひかるくん、ふっか、阿部ちゃん、しょっぴー、みやちゃん、さっくん
3人を守ってくれてありがとう。SnowManを守ってくれてありがとう。
SnowManのみんな
デビュー決定おめでとう。
長くなって申し訳ないけど最後に。
「今をどう生きる?」がテーマだった嵐のJaponismツアー。
そこでニノが言っていた
「今をどう生きるか、そう問われたときに選択肢のたくさんある人になって欲しい」
「ほとんどのことは意味のないことが多い。でも投げ出すのは簡単だけど、続けることでそれは一つの選択肢になる」
今回のSnowManの増員という決断。
増員という選択肢があったということ自体が、それまでのSnowManが過ごした時間を意味のあるものにしたのだと思います。
ニノ、良いこと言うな〜〜〜〜
恐らく、間違いなく
SnowManとSixTONESの15人で立つ最初で最後の「少年たち」の舞台。
みんな、悔いのないように。
この舞台を15人で乗り越えて
また新しい選択肢が増えますように。