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『カーズ クロスロード』に見るジャニーズの行く末

 

この記事を書こうと思ってから早3週間が経とうとしております。

 

書かなくても良いかなと思ったのですが、何でもジャニーズに置き換えて考える自分のこのくだらない可能性を知りたいので、なんとか書いてみようと思います。お付き合い下さい。

 

 

※以下、ネタバレを含みます※

 

『カーズ クロスロード』ご覧になりましたか?

 

天才レーサーとして一世を風靡したマックイーンですが、ある日、最新テクノロジーを搭載した新人レーサーにボコボコにやられてしまい、レーサーを引退する!?!?というところまでいってしまう。

 

だけれども、ファンや仲間に支えられてもう一度レースに出ること、今度こそ新人に勝つことを目標にトレーニングを再開します。

 

その際にサポーターとしてついた女性トレーナーが、マックイーンに憧れてレーサーを目指していたラミレス。彼女は小さなレースに1度だけ出場したことがあり、その時プロのレベルの高さに圧倒され、今はトレーナーとして活動している。

 

でも彼女はマックイーンと接するようになってから本音をこぼすんです。

 

トレーナーになりたくてなったと思う?

あなたに憧れてレーサーを夢見ていた

 

 

例えとして適してるか微妙ですが、

 

例えば阿部亮平くんは、入所のきっかけこそお母さんが応募したのパターンであるものの、間も無くキャスターとなった櫻井翔くんのことをリスペクトし、Jr.として学業と仕事を両立してきました。

 

気象予報士の資格を取ったり、大学院に行ったり、今までならアイドルとは程遠いことを阿部くんは次々とこなしています。

 

「少年たち」や「ドリボ」は、ジャニーズ50年の歴史の中で代々受け継がれてきた演目。みんなこの道を通ってステップアップしていきますが、これは先人の功績無くして成り立たないものです。

 

嵐の国立公演もSMAPの前例があったからこその自然な流れだったのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。

 

風磨くんは、「風 is I」で「許可取るの難しいんだけど、すばるくんが歌ったことがあって」と宇多田ヒカルさんの「First Love」を歌った。実際すばるくんがどれだけ今回の件で円滑油になったかは分からない。

 

ここで面白いのは、「先人の活躍が必ず100%関与しているかどうかは定かではない」ということ。

 

ただ、一つ言えるのは、そこには必ず先輩が通った道、築き上げたフィールドがある。未開拓地を開拓した人が必ずいる。それがジャニーズ50年の歴史の中で繰り返されてきているんですよね

 

 

嵐のワクワク学校に後輩が付くのは今年で3度目ですが、最初はただでさえ倍率の高い嵐の領域に他グループ入ってくるとかバカなの!?と事務所に怒ってたけど

 

だんだん後輩を可愛がる嵐が凄く素敵で、頼もしくて、先輩後輩の絆が見えて受け入れられた。

 

特に今年のワクワク学校で最後に嵐が「SexyZoneのこともよろしくね!!」と言い放ったのが印象的。

 

ああ、この人たちは、限られた時間の中でも後輩のことを気にかけるんだ。

 

後輩のために開拓していく。フィールドを広げ、活躍の場を用意してあげることが先輩の役割。

 

TOKIOカケル」を見ていても、この番組があるからみんな番宣とか自己アピールできるんだよな〜〜とか感慨深くなります。

 

先輩後輩の話で欠かせないのはタッキー。

 

2012年ソロ魂でSnowManがバックについたとき、タッキーのコンサートなのにわざわざSnowMan一人一人に見せ場を作ってくれました。滝沢歌舞伎でもいろんなことに挑戦させてあげるタッキー。そういう経験を経てみんな成長している訳ですし、そういう経験って先輩が機会を作ってあげないと出来ないものですよね。

 

 

さて、話はカーズに戻りますが

マックイーンが何故無謀にもレースに腹筋しようとするのか。

 

1位という名誉が欲しいから?

 

違うんです。わたしハッとしました。

 

 

自分が辞めるタイミングを自分で決めるため 

 

なんですね。

 

このセリフを聞いて「今をどう生きる?は頑張ってる人にしか聞けない問いかけ」というニノのジャポアリでの発言を思い出しました。

 

彼らは常にいつ世間から「いらない」と言われるか分からない恐怖と闘っている。普通その恐怖に立ち向かうとき、他人のことなんて考える余裕なんてないのではないでしょうか?

 

でも、成功の鍵は、いかに周りを見渡し、自分の役割を見極め、道を残していくかにあるのだと思います。少なくとも私は『カーズ』を見てそのことに気付かされました。

 

後輩に譲るという行為は、その人が落ちぶれたからとか、慕われたいからとか、先輩面したいからとか、そんなチープな理由ではないです。絶対。

 

その後輩がこれを機に大きくなって、自分たちの脅威になるかもしれない、或いは、そうなって欲しい、と素直に思えたとき

 

譲った方も譲られた方も報われるのだと思います。

 

あのグループがこのグループの仕事を取ったとか、邪魔してるとか、どうせバーターとか、そういう話はもう辞めにしましょ。

 

ジャニーズファミリーみんなでこれからも闘っていけますように。